ﾌｧﾙｼｺﾞﾌﾟﾗｽ(ﾏﾗﾘｱ予防薬)

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ﾌｧﾙｼｺﾞﾌﾟﾗｽは､ﾏﾗﾘｱの駆除･治療･予防を行う抗ﾏﾗﾘｱ薬です｡
ﾌｧﾙｼｺﾞﾌﾟﾗｽの有効成分ﾒﾌﾛｷﾝ塩酸塩は､ﾏﾗﾘｱの治療に多く用いられ､赤血球内に潜むﾏﾗﾘｱ寄生虫を駆除します｡
もう一つの有効成分ｱﾙﾃｽﾈｲﾄはﾖﾓｷﾞのことで､中国では古くから漢方としてﾏﾗﾘｱの治療に用いられるほど抗ﾏﾗﾘｱの作用が高く､また抗ｶﾞﾝ作用があることも発見されています｡2つの有効成分により､ﾌｧﾙｼｺﾞﾌﾟﾗｽはﾏﾗﾘｱの治療や感染予防薬として､効果を発揮します｡

ﾌｧﾙｼｺﾞﾌﾟﾗｽは､成人の場合通常､体重に応じてﾒﾌﾛｷﾝ塩酸塩として825~1，100mg(1錠550mg)を2回に分けて経口服用します｡なお感染地(ﾒﾌﾛｷﾝ耐性のﾏﾗﾘｱ流行地域)および症状によってﾌｧﾙｼｺﾞﾌﾟﾗｽの服用量は増えます｡
この時通常成人の場合､体重に応じてﾒﾌﾛｷﾝ塩酸塩として1，100~1，650mgを2~3回に分けて経口服用します｡
予防の際は､体重に応じて206.25~275mgをﾏﾗﾘｱ流行地域到着の1週間以上前から､1週間間隔で服用を続けて下さい｡また流行地域を離れた後､4週間は服用を続けることになります｡ﾀｲﾐﾝｸﾞとしては食後に服用しましょう｡
また､服用の際はｺｯﾌﾟ1杯以上の大量の水で服用して下さい｡

ﾌｧﾙｼｺﾞﾌﾟﾗｽは精神神経系に影響を及ぼす場合があるので､てんかんや精神的な病気のある方は使用を控えて下さい｡めまいを感じたり､平衡感覚が無くなる場合があるので､服用後4週間ほどは車の運転などは避けましょう｡

めまい､ふらつき､吐き気､発疹などが報告されています｡これらの症状に気がついたら､医師にご相談下さい

　

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